白と黒のとびら 第14章 問いかけ

14章は、ひとつの装置で全ての古代ルル語、古代クフ語を表現できる「万能機械」についての話と、師匠の師匠のところに赴くストーリ上の展開で終わりました。

  • 万能機械
    • 全ての古代ルル語、古代クフ語を表現できるただ一つの装置
    • ヴェインさんは第一古代セティ語を表現した塔の、部屋の「状態」を1つの部屋として表現することで作れないかと思案中
    • 装置に「動作を指示する文字列」と「評価する文字列」の2つの入力を持つ
  • 師匠の師匠からの試練
    • 「〇と●の文字からなる言語のうち、上下に無限に続く『塔』をもってしても、けっして表すことのできない言語を探せ。それはいかなるものか、そしてそれはなぜ『塔』によって表すことができないのか」

〇と●からなる言語でチューリングマシンで表現できない言語を探せということですね。
ということはこれはきっと停止性問題に関するなにかだ(山勘)。

ところで長らく読んできた「白と黒のとびら」もそろそろ終わります。次はついに念願のあのぶ厚い本に取りかかろうかなと思います。