2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

白と黒のとびら 第7章 呪文 その2

ガレットは第八古代ルル語をベースにした魔法の訓練をはじめます 第八古代ルル語は偶数個の〇と偶数個の●を含む文字列を文とする 〇〇●●●〇●〇 のうち、省いても何回くりかえしても文字列全体が第八古代ルル語の文であり続けるような部分はどこか 1文字だけ…

白と黒のとびら 第7章 呪文 その1

師匠の以前の弟子であったラミルという少年が登場し、ガレットに魔法の使いかたを教えてそそのかします △□□□△□□△ という並びの飛び石の6番目の石(□)が消える 第四十七古代ルル語の〇●の並びにみたてることでなんでも操作できる 第四十七古代ルル語は「〇●」…

白と黒のとびら 第6章 祝祭 その3

ガレットは「妹の祠」の設計は解きあかしましたが「姉の祠」の設計はかなり違うようです 筒の中は空で、引き換えの小人も居ない 子供たちが小人になにか言うことで白、黒の扉を通ってしまい、筒には白い石と黒い石がつまった 従って、入口から到達した部屋で…

白と黒のとびら 第6章 祝祭 その2

ガレットは「妹の祠」のほうに入りますが、そちらには子供達はいませんでした。 そのかわり小人の「試しの部屋」に似た白黒の扉とその前の小人の像、引換券を交換してくれる小人の像が 入口からこの部屋に移動した時に引換券は筒に1つ入ってる 引換券 S は以…

白と黒のとびら 第6章 祝祭 その1

第6章では第5章の小人の遺跡の構造としくみについての復習のあと、近所の子供を近くの村のお祭りに連れていくのですが、そこで子供達が神殿にレレルの祠という小人の遺跡に閉じ込められてしまって……というストーリー レレルの祠は姉の祠と妹の祠で2つあり、…

白と黒のとびら 第5章 坑道の奥で

第5章は Alloy による解析なしです。師匠にある島につれていかれた弟子は修行を続けるかどうかの判定のための遺跡に入りますが…… 白をN回の後、黒が同じ数(N回)続くイオ島の小人の言語「古代クフ語」 これまでの遺跡の制約ではこの言語は表現できない イオ島…

白と黒のとびら 第4章 金と銀と銅 その2

解けた! 部屋の数がこれまでに比べて多めなので解析にも時間がかかります。 module white_black/gold_silber_copper abstract sig 場所 { 値段: Int } { 値段 >= 0 } sig 部屋 extends 場所{ 金: one 場所, 銀: one 場所, 銅: one 場所 } one sig 入口 exten…

白と黒のとびら 第4章 金と銀と銅 その1

聖ラウの水というのを買いにおつかいに出た弟子ですが、道をまちがえてしまい、聖ラウの水を売ってくれるという奇妙な家に足を踏み入れます... 家には金色、銀色、銅の色の扉がある 家のなかの各部屋にも3色の扉があるらしい 「聖ラウの水は120トラヌ。おつ…

白と黒のとびら 第3章 復元 その4

金曜日も読んでたのですがメモする時間がありませんでした。第3章の残りでは弟子が遺跡の復元をして、一度間違えかけるのですが、この時の設計図には扉が足りてないのでまあそもそもおかしいですね。またこの遺跡には以下のような正規表現に対応する設計があ…

白と黒のとびら 第3章 復元 その3

ハマンの遺跡は第四十七古代ルル語に対応する遺跡だそうで 最後が〇●で終わる文字列をすべて文とみなす言語に対応 部屋は3部屋 入口と出口は別の部屋 そして遺跡の年代から 同じ部屋にある白と黒の扉の行き先が同じであることはない 同じ扉の行き先は一定 と…

白と黒のとびら 第3章 復元 その2

裏山の遺跡はただの導入でその先にストーリーが続いてました。 なお裏山の遺跡の構造に対応する文は「●〇で始まるすべての文字列のみを文として含む言語」で、第三古代ルル語だそうです。 ハマンの町で遺跡をこわしてしまったために領主の長男、次男が病に伏…

白と黒のとびら 第3章 復元 その1

第3章は魔術師の師匠の家の裏山の遺跡について。 この遺跡は構造については簡単で実際に特定可能でした。 第1章、第2章の遺跡よりも年代が新しくて、制約が緩い 全ての部屋に白と黒の扉がある 全ての扉の行き先は固定で時間や状態によって変化しない ある部…

白と黒のとびら 第2章 帰郷 その2

というわけでガレットの故郷の神殿の構造について Alloy で検証してみます。利用したコードはこちら。 module white_black/home_temple sig 部屋 { 白: one 部屋, 黒: one 部屋 } { 白 != 黒 } one sig 入口 extends 部屋 {} one sig 竜の部屋 extends 部屋 …