白と黒のとびら 第6章 祝祭 その2
ガレットは「妹の祠」のほうに入りますが、そちらには子供達はいませんでした。
そのかわり小人の「試しの部屋」に似た白黒の扉とその前の小人の像、引換券を交換してくれる小人の像が
- 入口からこの部屋に移動した時に引換券は筒に1つ入ってる
- 引換券 S は以下のいずれかのルールで交換可能。〇●はそれぞれ白い石と黒い石
- S -> 〇S〇
- S -> ●S●
- S -> 〇〇
- S -> ●●
- 〇や●を扉の前の小人に渡すと扉を通ることができる。ただし通った先は同じ部屋
- 筒が空になると外に出られる
というわけで「〇や●を任意の回数任意の順序で繰り返した後それをひっくりかえしたものを繋げたもの」を文とする言語を表現しているようです。ガレットは回文と表現していましたが「●」「〇」だけや「〇●〇」も回文だけどこの祠には対応しないので「偶数の文字からなる回文」というのが正確でした。
しかし「姉の祠」には2つ部屋があり、そこには引き換え用の小人の像はないとのこと。