2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

抽象によるソフトウェア設計 第3章 論理系 その1

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抽象によるソフトウェア設計 第2章 ざっと一巡り その6

今日は第2章のまとめです。 やらなかったこと 最初から完全なモデルを書いて解析しなかった(インクリメンタルな構築ができると言いたい?) 複雑な数学や記号を使わなかった(使わなくてすむと言いたい?) 「実行可能なコード」を書く必要がなかった トレース…

抽象によるソフトウェア設計 第2章 ざっと一巡り その5

今日は「実行トレース」について。 モデルの不都合な状態だけでなく、どのような手順でその状態に到達し得るかというのを解析 fact で traces という制約を追加 first, next というキーワードが出てくる 今朝は割り込みがあってこれでおしまい。明日第2章を…

抽象によるソフトウェア設計 第2章 ざっと一巡り その4

今日はモデルの階層化のところです。 abstract で Java でいう Interface のように抽象クラスを定義して、 extends でそれを継承したシグネチャを定義できる アドレス帳に Alias と Group を作る Composite パターン 本書には「図 2.8 はモデルの宣言を可視…

抽象によるソフトウェア設計 第2章 ざっと一巡り その3

今日はアサーションの記述について run コマンドを書くかわりに assert でアサーションを書いてみる assert でチェックしたい条件を記述、check コマンドで検査を実行させる 反例(Counterexample) が見つかるとそれを表示してどこに考慮漏れがあったのか観察…

抽象によるソフトウェア設計 第2章 ざっと一巡り その2

次は「操作」のモデル化です。ちょっと難しくなってきました。 pred add でアドレスの追加を定義 追加前の Book と追加後の Book という表現のしかた 本書の図と実行結果が違う。Book0 でも関連(矢印)がないだけで Addr と Name が表示されている 制約を追加…

抽象によるソフトウェア設計 第2章 ざっと一巡り その1

第2章から実際に Alloy を使ってみるようです。 「メールクライアントのアドレス帳の設計」という例題 Alloy の具体的な使い方の説明はないんですね。まあなんとかなりましたけど。 sig - シグネチャ。クラスみたいなものかな。「オブジェクトの集合」らしい…

抽象によるソフトウェア設計 序文、第1章「はじめに」

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アジャイルサムライ 第15章 継続的インテグレーション:リリースに備える その2

第15章の続きから最後まで読みます。 チェックイン手順を習慣づける checkout/update, implement, test, update(最新のコードの差分をマージ), test, checkin ビルドを壊さないように → チェックを容易にするためにビルド時間の短縮が重要 ビルドを自動化す…

アジャイルサムライ 第15章 継続的インテグレーション:リリースに備える

第15章にして最終章「継続的インテグレーション」を読みます。ちょっと時間がないので今日は前半だけです。 急にデモをする必要ができた! プロジェクトはすぐにリリース可能な状態か? ビルド、テスト、デプロイを自動化して日々流していればあわてる必要は…

アジャイルサムライ 第14章 テスト駆動開発

第14章「テスト駆動開発」を読みます。 レッド(ユニットテストを書く、まだ失敗する)、グリーン(テストをパスするように実装)、リファクタリング のサイクルを回す 失敗するテストを書いてから新しいコードを書く 「危なっかしい所」をすべて通す テスト駆動…

アジャイルサムライ 第13章 リファクタリング:技術的負債の返済

第13章「リファクタリング:技術的負債の返済」を読みます。 リファクタリングは継続的に、日々たゆまなく 楽になるだけでなく「リファクタリングばかりして機能追加がされてない」と思われる事態を防げる 大掛かりなリファクタリングは? ストーリーとして…

アジャイルサムライ 第12章 ユニットテスト:動くことがわかる

アジャイルサムライ−達人開発者への道−作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未出版社/メーカー: オーム社発売日: 2011/07/16メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 42人 クリック: 1,991回この商品を含むブログ (257件) を見る第5…

アジャイルサムライ 第11章 現場の状況を目に見えるようにする

第11章です。「見える化」というやつですね。 インセプションデッキ リリースボード ストーリーボード(カンバンに似てる) ベロシティとバーンダウンチャート チームの約束と「大事にすると (Shared Values)」 用語の共有 バグを監視する さらりと。

アジャイルサムライ 第10章 アジャイルな意思疎通の作戦

第10章です。 イテレーションごとのミーティング ストーリー計画ミーティング イテレーションでとりかかるストーリーの分析 ショーケース このイテレーションの成果物のデモしてフィードバックを得る イテレーション計画ミーティング ベロシティを計測し、次…

アジャイルサムライ 第9章 イテレーションの運営:実現させる

第4部 「アジャイルなプロジェクト運用」の第9章からです。 イテレーション - 期間を固定したタイムボックス 基本的にイテレーションの途中で作業対象のストーリーを変更しない。起動修正はイテレーションの間で行う アジャイルな分析 - 「必要なぶんだけ、…