白と黒のとびら 第3章 復元 その2

裏山の遺跡はただの導入でその先にストーリーが続いてました。
なお裏山の遺跡の構造に対応する文は「●〇で始まるすべての文字列のみを文として含む言語」で、第三古代ルル語だそうです。

  • ハマンの町で遺跡をこわしてしまったために領主の長男、次男が病に伏せって譫言をいっている
    • 「もし望むならば、夜と昼は望むまま。しかし最後に観るものは、一度の昼と、一度の夜」
    • 「もし望むならば、夜を望むだけ繰り返せ。望まなければ夜は来ぬ。望まなくとも、一度の昼は訪れる。昼を望むだけ繰り返し、一度の夜と共に終われ。ひとたびこれを行き抜けば、望むだけ繰り返すべし」

正規表現っぽい譫言ですね(こんなのにうなされるのイヤだな……)。そろそろ本書のテーマがなんなのかわかってきましたね。まあ推薦文読んで知ってましたけど!
遺跡の構造を推測するパートに続きます。