ガベージコレクションのアルゴリズムと実装 第2章「マークスイープGC(Mark Sweep GC)」前半
- 作者: 中村成洋,相川光,竹内郁雄
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2010/03/17
- メディア: 単行本
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今日は第1章の最後少し見逃していたところと、第2章「マークスイープGC(Mark Sweep GC)」の前半を読みました。
- 1.9 評価項目。GCの性能は以下の4つで評価される
- スループット。トータルでGCにかかる時間
- 最大停止時間。GCでアプリケーションの処理が止められる時間
- ヒープ領域の利用効率。要はメモリの空間的効率ですね
- 参照局所性。キャッシュに乗りやすい配置になっているかどうかなど
- マークスイープの概要
- メリットは実装の容易さと保守的GCとの相性の良さ
- デメリットはフラグメンテーションとアロケーション速度、Copy on Write との相性の悪さ
- マークスイープの派生たち