Ruby 逆引きレシピ レシピ115-122

Ruby 逆引きレシピ すぐに美味しいサンプル&テクニック 232 (PROGRAMMER’S RECIPE)

Ruby 逆引きレシピ すぐに美味しいサンプル&テクニック 232 (PROGRAMMER’S RECIPE)

今日はレシピ 115 から 122 までを読みました。

WEBrick を使った簡易な HTTPサーバ と Rack のところです。

レシピ 117 より、WEBrick::HTTPServer#mount_proc でとっても手軽に動的なページを実現できます。WEBrick は標準添付で pure ruby (拡張ライブラリを含まない)ですからどこでも簡単にちょっとした WEB インタフェースを作ることができてとても重宝するライブラリです。Rails を使う人達にもお馴染みだと思います。レシピ 115から 121 は WEBRick の使い方の短い導入になっているので最初に使ってみる時に読むとよいのでは。

レシピ 122 より、Rack の紹介。WSGI って何だろう?と思ったら Python での Rack に相当するものの名前なんですね。 Rack は名前だけ聞いたことがありました。WEB サーバ(WEBrickmongrel thin FastCGI, CGI など)と WEB アプリケーションフレームワーク(Ruby on Rails、Merb, Ramaze, Sinatra)などの間に介在して、共通のインタフェースを使うことで組合せを自在に替えられるようにするものなんですね。Rack 自体も簡単なフレームワークとして使えるみたいでした。
また rackup コマンドもインストールされ、これで WEB サーバを起動できる(オプションでサーバの種類を選べる)のでした。すごい仕組みですね。