Webを支える技術 第17章 リソースの設計 その1

  • リソース指向設計には「提供するデータの特定」と「データをリソースに分ける」ための手法が確立されていないので、既存の設計手法を流用してみる
  • 関係モデルの ER 図
    • RDBMS の分析結果
    • テーブルのレコード1つが1つのリソースになる
    • 主キーとなるidをURIに含める
      • ただし主キーはサーバ内部で一意になるように付けられていてデータ/リソースの意味とは独立したものであることが多いので、内部状態をURIに出していて変更になりやすいという問題もある
    • リソースが持つデータは外部キーで関連している別のテーブルのレコードも含んで、正規化よりも自己記述的にする
    • 「検索結果」のリソース化
    • 階層構造とトップレベルリソースは ER 図には直接表れない要素
    • 関連はリンクの候補

ER 図からリソースを設計するのは Ruby on Rails と相性のよさそうな方法ですね。なんとなくですけど。
残りはオブジェクト指向モデリングによるクラス図からの設計と、情報アーキテクチャからの導出です。