はじめる! Squirrel 第8章 高度な話題 その3

新年最初は 8.3 例外処理からです。

  • try - catch 構文
  • throw 文
    • 例外には特に例外専用のクラスや型はなく、任意の値を throw できるらしい
    • catch 文にも例外IDを受け取る変数名の指定のみで、捕捉する対象を絞ることはできなさそう。一旦捕捉して catch 節で判定して再 throw するしかないみたい
    • 組み込みの関数から発生される例外も文字列が throw されているみたい

例外機構は、とりあえず try-catch と throw だけ作ってみましたという感じで、本格的な例外機構は考えられていないみたいですね。組み込みのエラー処理だけに使ってアプリケーションのエラーはきちんと設計するか例外を使わない方法にするほうがよさそう。

これで第8章も終わりました。本文はこれで終わりで、あとは付録が残っています。付録 A, B はリファレンス的な内容なのでスキップして、付録 C の Squirrel 3.0 についてを呼んで本書は終了にしたいと思います。

この次はまた「はじめる!」シリーズつながりということで「はじめる! Box2DJS」にしようかと思います。