FPGA で CPU を作ろう 第4章 プロセッサのための回路実験 その2
若干唐突ですが ALU (74181)の動作についてのはなし
- 整数を2の補数表現することについて
- この補数の説明で10の補数を例に出すところがわかりやすいですね。
- 「ある数を引くことはある数の補数を足して最上位のキャリーを無視することで実現できる」
- 2の補数はビット反転して 1 足す
- A-B は A + ~B (Bをビット反転) で実現できる。加算器の下位桁からのキャリー入力を1足すのに使う
- ルックアヘッドについてはよくわからず。本来はここはデータシートを参照しながら読まないといけないところみたいです
- CE(Chip Enable)入力端子
- 指定された時だけ動作するようにするための入力。省電力のため
- NPC (Non Pin Compatible) - チップを差し替えることができない
- Pin Compatible をインタフェースが全く同一で差し替えることができることを指すみたいです
- NSL で実装した NPC74181
- 「……という回路だな、というのが、えいっ、と睨むと、わかると思います。」頑張ります。
- でも 4{s[0]} の 4{ .. } って何だろう。多分 1bit の信号を 4bit に展開するということでしょうか
ALU だけでも実現するための仕組みはおもしろいものです。しかし本書はこの1冊だけで読んでもあまり意味がなくて関連するデータシートや他の書籍、ウェブサイトを参考にしながら読まないと意味がなさそうな感じです。