白と黒のとびら 第1章 遺跡 その5

第2章に進みます、と書いておきながらやっぱり第1章でひっかかってます。

あれから、2つの部屋で行き来ができるのがいけないのではないかと思ってまた制約を追加してみました。

  // ある2つの部屋が直接相互に行き来できない(そんな制約はないような気がするけど)
  no room: 部屋 | room.白.白 = room or room.黒.黒 = room or room.白.黒 = room or room.黒.白 = room

ところがやっぱり 白白黒黒で出口に行けない構造ができてしまいました。

こうなったら循環構造自体を禁止しようとしてみましたが

  // 循環構造がない
  all room: 部屋 | not room in room.^白 + room.^黒 + (room.^白).^黒 + (room.^黒).^白

扉を白と黒で別の関連にしてしまったので完全に循環を制限しきれていない(黒白黒 で循環しているようなのを抑えられてない)ですが、循環していない反例がでてきてしまいました。

実際、よく考えてみたら白白で辿り着く部屋は新しい部屋なので、そこからどう辿れるかというのはわからないはずですよね。うーん、多分第1章の最後の「僕(ガレット)」の直感は、この章に出てきた条件だけで導かれたものではないのでしょう。おそらく本書の続きを読んでいるうちにそれがわかるようになるんじゃないでしょうか。

いまいちすっきりしませんが、今度こそ第1章は終わりにして第2章に進もうと思います。