白と黒のとびら 第13章 塔 その1

ガレットとユフィンが向かった先には「塔」を守る巨人の子孫とヴィエンが。巨人の言語を表す「塔」の遺跡についての説明がメインの章です。この遺跡はこれまでに出てきたものとはずいぶん様子が違うようです。

  • 塔の部屋は昇降機のようになっていて、部屋のボタンを押して文字列を「入力」する
    • 入力した文字列のぶん塔が「伸びる」
    • 入力した文字に対応して部屋を上下し、その時に丸い扉の色が様々に変化する
    • 屋上に到達したら文字列が「受理された」ことになる
    • 例として「〇●〇」と入力すると、1階(扉の色は白→黄色と変化)→2階(扉の色は黒→紫と変化)→3階(白→緑と変化)→1階(扉の色はまた白→黄色と変化)と移動してから屋上に到達する
    • 間違えて「〇●〇」と入力すると、1階→2階→3階と移動してそこで塔から落とされてしまう(この文字列は受理されない)

この言語をユフィンとヴィエンは「第一古代セティ語」と命名します。

塔の動作は DFA正規表現みたいですね。各階が状態を表していて、変化する扉の色は何を表現しているのでしょうか。