白と黒のとびら 第9章 不毛な論争 その2

古代クフ語の研究の「装置派」と「規則派」の論争を終わらせるため「規則で表わせるが装置では表わせないような古代クフ語の文が存在しない」「装置で表わせるが規則では表せないような古代クフ語の文が存在しない」ことを論証することになったガレット。さてどうするのでしょう。

  • 第一古代クフ語を表現する遺跡と規則がそれぞれこれまで知っていたものとは別に紹介
  • 書きかえ規則は以下のもの
    • S -> 〇T
    • T -> ●
    • T -> 〇TU
    • U -> ●
      • これって U は常に●になるんだから T -> 〇T● でいいですよね…。まあそこも対応する装置との関係があるのかも

第9章はとりあえずこの例示だけで終わりでした。第10章ではいよいよ装置と規則の表現力が同じであることの論証で、長くなりそうなので今日はここまで。