白と黒のとびら 第10章 小さな変化 その2

今日は古代クフ語を表現する「規則」から同等の「装置」(つまり遺跡)を作ることができる証明についてです

  • 3つの部屋 A、B、C があるものとする
  • A は入口の部屋で、筒が空のとき自動的に B に移動し、引換券に筒が入る
  • C は出口で、B で筒が空になった時に自動的に B から C に移動する
  • B の白と黒の扉はどちらも再び B に移動する扉で、移動するたびに扉の色と同じ色の石が筒からなくなる(石を使わないと扉を開けない)
  • B に引き換え係を置き、規則に従った引換券と〇●の石の交換をする

すごく単純ですね。引き換え係というしくみにほとんど制約がなくて、そのまま古代クフ語の規則を代替することができるなんでもできるのでまあ当然ではあります。
本文中では「引換券を交換するしくみ」の遺跡が知られていないので説得が難しいということになっていますが、第5章や第6章で出てきているので本書を読んでいると自然なしくみです。

次は「装置」から同等の「規則」を作ることができることの証明です。こちらはちょっと難しそうなので長くなりそうです。